世界の失業率を見てみたら
OECDの失業率データで、日本、アメリカ、スウェーデン、スペインのデータを見てみます。
特筆すべきは、日本です。コロナ渦と言われても、約1%程度しか失業率は上昇していません。
アメリカは、ピーク時は4%から15%という約11%という急激な失業率の上昇しました。単純計算で、アメリカの労働人口が約1億6000万人とすると、1600万人が一時的に失業したこととなります。東京の人口と同程度の人が失業したと考えるとすごい数と思います。
スウェーデンを色付けしたのは、ロックダウンを実施しなかったので有名な国ですが、それでも失業率は上がっているようです。
また、ニュースでは、リーマンショックより影響が大きいと報道されていますが、スペイン単独で見ると、リーマン後の最大26%の失業率を考えると影響は小さいといえます。当然、今後失業率が徐々に上昇する可能性があるので、要watchです。
もちろん、各国の雇用情勢のほかに、労働法などの影響も多分にあると思います。各国のデータを見ることで、様々な考察ができそうです。