データとんぼ

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ビールの輸入量、気になりませんか?

ビールは好きですか?ワイン、ウィスキーと様々なお酒がある中で、日本人の多くの人はビールが好きですよね。日本のビールは主張せず、様々な日本食に合い、食事が進むからと個人的に思っています。海外でも、日本のビールは、キリン、アサヒ、サッポロは販売されており、まずまずの知名度があります。一方で、海外のビールがどの程度日本に輸入されているか興味がありませんか。

ビールの国内需要は?

三井住友銀行のレポートによると、2016年にビール類は、年間531 万キロリットル消費されているようです。500ml缶で考えると、約100億本売れていることになります。しかし、需要は年々減少傾向のようです。

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ビールは輸入されているの?

ビールは輸入されています。東京税関のデータによると、2.5万キロリットル輸入されているようです。先ほど書いた年間需要から計算すると、日本の年間需要の約0.5%に相当し、日本では国産ビールが圧倒的なシェアを握っている状況が分かります。ただし、輸入量は伸びており、国産ビールのシェアを奪うことを考えれば、成長余地の高いセグメントかもしれません。

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どこから輸入されているの?

輸入国としては、2012年 1. 韓国、2. タイ、3. ベルギーの順ですが、ベルギーは2002年には9位だったので大幅に輸出量を増やしているようです。アメリカは、2002年1位でしたが、10位以下になっています。

輸入量の多い韓国、タイのビールでも、中々家で飲まないと思うので、多くが店で提供されているのでしょうか。上位2位がアジアで食文化が近いと考えると、ベルギービールはヨーロッパ勢で貢献していますね。

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ベルギービールとは?

少しデータから離れた紹介記事です。筆者もベルギーに少し縁があり、ベルギービールをよく飲みましたが、銘柄ごとに個性と味わいがあり大好きです。種類も約1500以上あるようで、作り手も様々です。おすすめは、修道院で作られアルコール度数の高い、トラピストビールTrappist)です。歴史があります。ただし、アルコール度数は約10%のビールなので、量は求めず、ゆっくり時間をかけて飲み、一口ずつの余韻をぜひ楽しんでください。

Zundert Trappist | AsterX Dranken

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輸入ビールの消費量はまだ多くないですが、成長余地が大きく可能性があることが分かりました。 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。